中古バイクのショップで確認した方がいいこと

中古バイクを購入する場合、そのバイクについて多くの情報があるに越したことはありません。なぜなら、バイクの外見に表れない部分を知ることで、中古バイクをよりよく知ることができるからです。ここでは、中古バイクのショップに確認すべきことを解説します。

 

中古バイクの前オーナーはどんな人か

まず確認したいことは、中古バイクの前オーナーがどんな人だったかです。中古バイクは当然ですが新車と違って多少の劣化などはあります。でも上手く乗っていれば状態は劣化せずにいい状態のこともあります。乗り方でも色々変わるので、どういう人がバイクに乗っていたかは遠慮せずに聞くのが大事です。年齢、性別、通勤で使っていたのか、週末のツーリングメインだったのかなど。これらを聞くだけで、その中古バイクがどんな使い方をされていたか、ある程度想像がつきます。例えば中古バイクが1,000ccで、前オーナーが30代、年間走行距離が平均2万キロだったという場合は、エンジンを酷使されてきた可能性が高いです。しかし、同じ1,000ccの中古バイクであっても、前オーナーが50代、年間走行が3,000kmのツーリングメインだったという場合は、かなり大切に乗られてきた可能性が高く状態のいい中古バイクと考えられます。もっともこれは一般論ですから、必ずしもそうとは限りません。最も安心できるのは、そのショップでバイクを新車で購入し、次のバイクに乗り換えるために下取りにしたされた中古バイクです。ショップはオーナーのことをよく知っていますから、中古バイクがどんな使われ方をしてきたかをよく把握しています。ただし現在は、オークションやショップのチェーン店化が進んでいますから、こういう機会は少なくなっています。こういう状態のバイクを見つけることが出来たらラッキーですね。

 

中古バイクの歴代オーナーの人数

前オーナーが分かったら、過去のオーナー数も尋ねてみましょう。中古バイクで最も安心なのは、「ワンオーナー」車で、つまり所有していたのは1人だけというものです。安心というのは、色々な理由があります。だいたい調べられるのは前オーナーの特徴くらいでそれより前のオーナーがどういうバイクの乗り方をしていて売って、次のオーナーが中古バイクで買ったかは分からないことが多いです。オーナーの人数が増えれば増えるほどバイクの乗り方は分からなくなりますし、色々な人の癖があります。中には2人、3人と所有されてきた場合があります。そうなると、ライダー各人走り方が違いますから、結果的にあちこち酷使されたバイクになっている可能性が高くなります。なるべくオーナー数の少ない中古バイクを選ぶようにしましょう。バイクの目利きに自信がある人であれば複数オーナーでもいいでしょう。そういう中古バイクは少し値段が安くなるのでお得です。

 

中古バイクの保管状況と地域

最後に、中古バイクがどんな状況で保管されていたかです。コンクリートのガレージ、湿気の多い車庫、吹きさらしの自転車置き場、家の軒先など、保管状況が違えば、5年・6年と経過するにつれてバイクの状態は違ってきます。乗ってなければバイクは傷まないというわけではないです。保管状態も影響します。そこまで把握できないショップは多いかもしれませんが、ショップのいわゆる常連さんであれば、分かる場合があります。他の情報もですが、中古バイクを買う時に質問に遠慮していて損するのは自分です。買ったあとに後悔することがないよう、中古バイクのことはたくさん聞いてみましょう。

また、中古バイクが走っていた地域も聞いてみましょう。車検証で分かることもありますが、仮に雪国なら、1年の半分は乗らずに保管されてきたことになります。それは一見、大切にされてきたメリットがあるように思えますが、走行が少ないからとオイル交換をあまりしないと、スラッジが溜まるデメリットにもつながります。人の体と同じで、寝たきりはダメなのです。バイクも動いているから元気なのです。もしどれか中古バイクを買ったなら、定期的に乗ってあげましょう。バイクが喜びます。ただしショップに確認する目的は、中古バイクの状況をより理解するために過ぎません。中古バイクの現車の状況を見るのが最も重要であることは、言うまでもありません。